Vol.005 自然素材・天然木の家

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皆様、こんにちは。代表の井上です。

前々回のブログにて、3階建てまでなら木材で建てるのが普通と書きました。

実際にほとんどは木材で建築されています。ここで問題なのは、何をもって木材と言うかです。

皆さんの家にある家具を思い浮かべてください。例えば本箱。何でできていますか?

多くの本箱は、木材のチップ(木の削りカス)を接着剤で固めて、表面にはビニールに木材柄を印刷した物を張り付けて作られています。

何十万円もする高級家具でなければ、無垢材と言われる本物の木で作られていません。

せいぜい小さな木を接着剤で組み合わせた集成材と呼ばれる木で作られています。

ダイニングテーブルの値段をイメージで言えば、チップ材で3万円、集成材で8万円、無垢材で50万円という感じではないでしょうか。

さて、皆さんは木造の家を何材で建てますか?

無垢材がよくありませんか。私たちは3代続く大工です。

本物の家づくりをしたいので、無垢材にこだわった家づくりをしています。

また、一口に無垢材と言っても簡単ではありません。

適正な樹種を適正な場所に使う事がとても大事になります。

例えば床下に使う土台に向く樹種は、「ヒバ」や「檜」です。

近年になってヒバには、白アリが嫌うフィトンチットが含まれているからと言われています。

ただ、大昔から、そうやって建てるのが常識で、生活の知恵です。

長い歴史に耐えてきた実績こそが本物という事です。同様に強度が必要な「梁」という横材は「松」が向きます。

明治時代に建てられた東京駅の基礎補強に利用されたのも「松」です。

目につくところで言えば、壁や床です。多くの家では、壁にはビニールクロスが張られています。

仕上げがビニールで本物と言えるのでしょうか。

確かに機能的に便利なビニールもありますが、日本には古来から調湿効果のある「漆喰」という素晴らしい仕上げ材があります。

床もビニールに木の柄をプリントした合板よりも、本物の無垢材が良いというのは言うまでもありません。

自然素材にこだわる大工との家づくりを楽しんでみませんか。

そうそう、秩父の倉庫には、私が銘木屋から厳選して選んだ「床柱」を数十本保管しています。希望される方には、そこから好きな「床柱」を選んでもらっています。

2020.8.15
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