Vol.008 断熱性の話し「快適なマイホームを建てるために」

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皆様、こんにちは。彩ハウス代表の井上です。

広域にわたる豪雨により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

なお、お住まいに関してお困りのことがございましたら、ご相談ください。

今回のテーマは、「断熱性」に関してです。住宅の断熱性はとても重要ですからぜひご参考にしてください。

 

せっかく建てる家ですから価値の高い家を建てたいと思うはずです。

では価値が高いとはどういう事でしょう。投資物件ならば将来的に高く売れることかもしれません。

ただ自宅としての固定資産ならば、長く快適に住むことができる家こそ「価値の高い」家ではないでしょうか。

そして「快適」かどうかは、冬暖かく、夏涼しい事が一番です。

機能性であれば、収納が多いとか、便利な間取りとか先進の設備になるかもしれません。

長くというのは、地震等の災害に強い家でしょう。

今日は、その中の冬暖かく、夏涼しいという断熱性の話をしたいと思います。

断熱性の高い家は快適なだけでなく、健康にも良いという研究結果が多数あります。

ご覧いただいたこともあるかもしれませんが、下記の図が健康と断熱性能との関係性がわかる図です。

 

なぜなら家の中に温度差があると、血管の収縮が激しくなり、脳溢血や脳梗塞の危険が高くなるからです。

特に暖房のない洗面室やトイレ、風呂での事故が多くなっています。

つまり快適な家は健康にも良いということになります。

 

断熱性を高めるには、隙間をなくすこと(気密性を高める)と、建物全体を断熱素材でくるむことです。

隙間をなくすには、使う材料はもちろんの事、職人の良し悪しがかかわってきます。

腕の良い職人が丁寧な仕事をすれば、隙間は限りなく0に近づきます。

家をおおう断熱材とは、どのようなサッシを使うか。

どのような断熱材を使うかの2点です。

長い間一般的に使われたアルミサッシは、気密性は良いものの、実は熱伝導率が高く断熱性能は望めません。

今では樹脂サッシという機密も断熱性もよいサッシが普通になってきています。

問題は断熱材です。

各住宅会社で大きく異なるのが断熱材の選び方です。

断熱性能の高さだけ言えば、フェノール系の断熱材が一番です。

但し値段が他の断熱材2~3倍してしまいます。

安くて施工が簡単なのはウレタン吹付という断熱材で、多くの住宅会社が採用しています。

ここで少し専門的になりますが、同じ断熱性能を出すのに必要な厚みについて考えてみましょう。

一番性能の高いフェノール系4.5cmに対して、ウレタン系は6cm、グラスウールは9cmが必要になります。

値段はフェノール系が一番高く、次にグラスウール、ウレタン系となります。

これだけの比較なら簡単です。

しかしながら、家は火災にも強くなければいけませんし、50年スパンの長い間も断熱性能が維持されなければなりません。

つまり、火に強く、劣化しない素材である必要があります。

燃えない素材は、フェノール系とグラスウール。ウレタン系は黒煙を出してすぐに燃えます。

長期間にわたって劣化しない(性能が維持される)のは、グラスウールが一番で次にフェノール系、

ウレタン系は25年もすれば2~3割も性能が落ちてしまいます。

これらを総合的に判断すると、ある程度の厚みで構わない壁にはグラスウール、

空間を有効に使えて、しっかりと厚く施工が可能な天井には吹付断熱。

床にはフェノール系を利用することが最適と分かります。

ですから私たちは、そのような使い方をしています。

ぜひ、一度彩ハウスのモデルハウスにて住まい心地の体感をしてみてください。

2020.9.7
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